「AI時代、これからはコミュニケーション能力が大事だよ」
そんな言葉を耳にして、あなたは今、どう思いますか?
「そんなこと言われても、コミュニケーションに自信なんてないし……」
「発達障害の特性があって、人とのやり取りが苦手。自分には無理なのかな」
そんなふうに、立ち止まってしまっていませんか?
AIがどんなに進化しても、最後に人間が評価されるポイントは「人間力」に集約されていきます。
この記事では、「AI時代の採用で大事なコミュニケーションって、具体的に何をすればいいの?」というお悩みを、就労継続支援事業所ライフワークに通所して11ヶ月目の私の視点から解決します。
具体的には、
- スキルよりも大切な「受け答え」(コミュニケーション能力)
- 「自分なりの正解」が、相手の正解とは限らない
- 「一旦、はい」はあなたを守る最強の安全装置
- 「教えがい」が、あなたに届く情報の質を変える
をご紹介します。3分ほどで読めますし、読み終わる頃には、明日からのコミュニケーションに対する不安が「具体的な練習方法」に変わっているはず。
スキルよりも大切な「受け答え」(コミュニケーション能力
前回のブログでは「AI時代に選ばれる人間力」というテーマでお話ししましたが、今回はその続編、「実践編」です。
前回のブログ
https://lifework-es.com/talent-hired-in-the-ai-era/
動画編集ができる、美味しい料理が作れる。
もちろん、そうした目に見えるスキルは素晴らしい武器になります。
でも、就職面接の場や実際に働き始めた職場で、最後の最後に見られているのは何だと思いますか?
それは「受け答え」という目に見えないスキルです。
どれほど技術があっても「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえなければ、一般就労への道は厳しくなってしまいます。
そこで今回ライフワークでの面談から見えてきた「素直に受け入れる技術」の重要性について深掘りしていきたいと思いま 「自分なりの正解」が、相手の正解とは限らない
「やっているつもり」の落とし穴
ASD傾向のあるワーカーさん(利用者さん)のKさん。
Kさんはいつも一生懸命で、自分なりに「良い受け答え」「良いコミュニケーション」をしようと心がけてきたといいます。
でも最近、本当に自分は「できているのだろうか?」と疑問に感じたといいます。
自分に厳しいKさんは「いくら本人が意識していても、周りからそう見えていなければ、できていないのと同じ」といいます。
この言葉、あなたはどう感じますか?
読者の皆さんも、良かれと思ってやったことが裏目に出たり、「そんなつもりじゃないのに」と誤解されたりした経験はありませんか?
「認知のズレ」という正体
Kさんは勇気を持って、自身の発達障害特性(ASD)に紐づく「ズレ」について話してくれました。
Kさんは「自分がされて嫌なことを相手にしない」を、心がけてきたといいます。
でも逆に「自分がされて嫌じゃないことは、相手にとっても嫌なことではない」と思ってきたといいます。
でも以前から「自分が嫌じゃないことでも、相手にとっては感じが悪い・・と受け取られることもある」と気にして、コミュニケーション力をさらに向上させたいと悩んでいました。
Kさんの素晴らしいところは、「自分はダメなんだ」と殻に閉じこもらなかったことです。
Kさんは「自分を否定する」のではなく「方法を変える」ことを選びました。
多くの人が「素直さ」を「自分を押し殺して言いなりになること」だと誤解しています。
でも本当の素直さとは、「新しい視点や、自分とは違う他者の正解を取り入れる勇気」のことではないでしょうか。
「一旦、はい」はあなたを守る最強の安全装置
認知のズレがあることを自覚した時、私たちはどう振る舞えばいいのでしょうか?
そこで役立つのが、サービス管理責任者のひかるさんが教えてくれた「一旦、はい」と受け入れるという技術です。
摩擦を防ぐ「クッション言葉」の魔法
何かを指摘されたり、自分と違う意見を言われたりした時、たとえ心の中で「えっ、でも……」という反論が浮かんでも、即答せずにまずは「はい、わかりました」というクッションを置きます。
これが、自分と相手の間の摩擦を防ぐための「安全装置」になります。
認知のズレがある以上、自分の「でも」は相手には「言い訳」や「拒絶」に聞こえてしまうリスクが高いからです。
まずは受け止める。
これだけで、コミュニケーションの事故は劇的に減ります。
プロの営業マンも使っている「受け入れ」の極意
実はこのメソッド、一流の営業マンも使っている高度なテクニックなんです。
できる営業マンは、お客さんに「今は必要ない」と断られても、絶対にすぐ反論しません。
「そうですよね、今は必要ないですよね」と、相手の気持ちを100%受け止めます。
相手は、自分の意見が一度受け入れられたことで安心し、そこから初めて「実は〇〇が不安で……」と本音を話してくれるようになるのです。
今日から使える!実践フレーズ
日常生活や職場で、こう言い換える練習をしてみましょう。
- NG例:「いや、それは〇〇だと思ってやったんですけど……(即座に自己弁護)」
- OK例:「はい、わかりました。……ちなみに、私は〇〇という意図で動いてしまったのですが、次からはどうすればより良くなりますか?(一旦受け止めてから、質問する)」
この「一旦、はい」を挟むだけで、あなたの印象は「扱いにくい人」から、教える側が安心できる「教えがいのある、素直な人」へと劇的に変わります。
「教えがい」が、あなたに届く情報の質を変える
「そっけない返事をする人」と「いい感じの受け答えができる人」。
もしあなたが教える立場なら、どちらに「もっと秘訣を教えてあげたい」と思うでしょうか?
ひかるさんもお話しされていましたが、教える側も一人の人間です。
「はい!」「なるほど、そうなんですね!」と、こちらの話をしっかり受け止めてくれる人には、ついつい予定していた以上の「いい情報」や「具体的なコツ」を話したくなってしまうものなんです。
逆に、何を言っても「はぁ……」「でも……」とそっけない反応が返ってくると、教える側は「これ以上言っても響かないかな」と、無意識にブレーキをかけてしまいます。
成長のスピードは「受け取り方」で決まる
「教えがいのある人」は、周りから良質なアドバイスをどんどん引き出します。
- たくさんのヒントをもらえる
- だから、失敗する前に気づける
- 結果として、成長のスピードが劇的に上がる
このサイクルに入ると、たとえ最初はスキルが足りなくても、あっという間に現場で重宝される人材へと進化していきます。
「素直な受け答え」は、相手のためだけではなく、自分自身の成長を加速させるための最強の生存戦略なんです。
まとめ「教えがいのある人」が、最高のチャンスを引き寄せる
「素直さ」は、生まれ持った性格や才能ではありません。
今日から練習して身につけることができる、AI時代を生き抜くための最強の「スキル」です。
成長のスピードを上げるのは、あなたの技術力ではなく、あなたの「受け答え」次第。
もし今、あなたが「自分はコミュニケーションが苦手だから・・」と立ち止まっているなら、まずは私たち、ライフワークの雰囲気を見に来てください。
あなたの「変わりたい」という気持ちを、ライフワークで形にしてみませんか?
見学・体験のお申し込み、心よりお待ちしています!

