こんにちは!就労継続支援ライフワークのブログ担当Katyです。
今回は、ライフワークに通い始めて間もなく1年を迎えるSさん(30代男性)にお話を伺いました!
実はSさん、この1年間「一度も突然のお休みをすることなく、ずっと皆勤賞」で通い続けているんです!
今ではキッチンの頼れる大黒柱として活躍しているSさんですが、見学に来る前は8年も引きこもり生活を送っており、働くことに大きな不安を抱えていたと言います。
そんなSさんが、どうしてここまで変わることができたのか?その秘訣とリアルな心境の変化をたっぷりと語っていただきました!
自己紹介と現在の活動について

現在、事業所ではどのような作業をされていますか?

午後からキッチンに入り、主に食器や調理器具の洗い作業、細かい備品の補充などを担当しています。
キッチンの仕事は結構体力を使うのですが、僕の仕事は「臨機応変さ」を求められるものよりも「決まったルールを効率よくこなしていくこと」がメインになっています。

週3日の午後というスケジュールですが、1年経ってリズムには慣れましたか?
実はSさん、この1年間一度も突発的なお休みがないんですよね!本当に凄いです!

ありがとうございます(笑)。
もともと出勤日数を「週3日の午後だけ」と自分の負担にならない範囲に絞ってスタートしたからこそ、続けられているんだと思います。
通院などで計画的にお休みすることはありますが、「今日なんとなく行けないな……」という突発的な欠勤は一度もありませんでした。
事業所を知ったきっかけと第一印象

こちらの事業所を最初に知ったきっかけは何でしたか?

すでにここに通っている知り合いからの紹介がきっかけでした。

初めて見学に来た時の、事業所やスタッフの第一印象はどうでしたか?

「若いスタッフや利用者さんが多い」と事前に聞いていたのですが、本当にその通りで活気があるなと感じました。
あとは、仕事の面だけでなく、メンタル面に関しても一人ひとりに寄り添ってくれる場所だなという印象を受けましたね。

見学に来る前、不安だったことや気になっていたことはありましたか?

正直に言うと、当時は8年も引きこもっていた時期だったので、「働く」ということ自体へのハードルがものすごく高かったです。
「自分に本当に仕事ができるんだろうか」という不安はかなり大きかったですね。
体験から通所を決めるまで

見学のあと、実際に「体験」をしてみていかがでしたか?

体験では調理の仕事も少しやってみたのですが、火加減や味付けといった「個人の裁量による臨機応変な作業」は自分には難しくて、苦手だなと感じました。
でも、野菜の皮むきや料理の計量やパッキングといった「明確なルールがあってルーティン化できる作業」は自分に合っていると気づけたんです。
スタッフの方も僕の得意・不得意を見極めてくれて、無理なチャレンジをさせるのではなく、できる範囲の仕事(現在の食器洗いなど)をメインに担当できるように調整してくれました。
そのおかげで、最初は高かった不安のハードルが少しずつ溶けていきました。

数ある通所先の中で、ここを選んだ「一番の決め手」は何だったのでしょうか?

過去に他の作業所を見学したこともあったのですが、どこか閉塞感があったり、雰囲気が自分に合わないと感じることが多かったんです。
でもここは若い人が多くて活気がありましたし、何よりスタッフさんが個別のケースにとてもよく寄り添ってくれました。
実は最初、体験に来た時は「合わなかったら断ろう」とも思っていたんです(笑)。
でも、スタッフさんが僕のペースに合わせて低いハードルから提案してくれたことや、嫌なことは「やりたくない」とちゃんと断れる環境を作ってくれたことが安心感に繋がり、「ここで始めてみよう」と思えました。
最初は週2日からスタートして、慣れてから週3日に増やしたんですよ。
実際に通ってみて

通い始めて一年。生活リズムや心境に変化はありましたか?

以前は仕事をしていても「自分なんて何もやっていない……」とネガティブに思い詰めてしまうこともありました。
でも今は「自分の作業が周りのサポートになっているな」「自分がいる時の方が効率よく仕事が回っているな」という自負が生まれ、少しずつ自信がついて自己肯定感が上がってきました。
あと、自分でお金を稼げるようになったことで、身の回りの不便なものを買い替えたり、自分の生活に少し投資ができるようになったんです。
それによって生活環境が良くなり、生活リズムの改善にも繋がっています。
今ではここに通うことがすっかり「日常の当たり前」になりました。

キッチンでの作業をしていて、楽しいと感じる瞬間ややりがいは何ですか?

既存の手順を見直して「もっと少ない手順で、早く終わらせる方法はないか?」と考えて試すのがすごく楽しいです。
ゲームの「リアルタイムアタック(RTA)」をやっているような感覚ですね(笑)。
最近は作業スピードが上がって心に余裕ができたので、次に使う人のことを考えて自主的に備品の補充やみんなが敬遠しがちな掃除をしておくなど、周りをサポートできるようになりました。

スタッフのサポートや、事業所の雰囲気で「助かっているな」と感じる部分はありますか?

定期的に面談の時間を設けてもらえるのが本当にありがたいです。
僕は昔から人に相談するのが苦手で、それが原因で体調を崩してしまった過去があります。
今でも相談は得意ではないですが、面談や交流会といったコミュニケーションの場を事業所側が用意してくれるので、一人で抱え込まずに「次はこうやって改善していこう」と前向きに思えるようになりました。
今後の目標や、取り組んでみたいこと

これから、この事業所でさらにスキルアップしたいことや、新しく挑戦してみたいことはありますか?

ずっとキッチンで洗い物をメインにやってきたので、今後は少しずつ調理の作業にも携わっていけたらいいなと思っています。
この事業所は「チャレンジすること」を応援してくれる場所なので、月ごとや週ごとに、自分のペースで少しずつ新しい変化を加えて成長していきたいです。

この先、どのような働き方や生活を目指していきたいといった目標はありますか?

「週5日・1日8時間」といった働き方はまだ現実的に考えられないので、将来的にも短時間や少ない日数で無理なく働ける環境を作っていけたらと思っています。
今はB型事業所という環境がその希望を叶えてくれているので、焦らず少しずつ負荷を上げながら、自分のベストな働き方を見つけていきたいです。
これからの一歩を考えている人へ

いま、このブログを読んで見学や体験を迷っている方に、背中を押すような一言アドバイスをお願いします!

最初は見学や体験をしても「自分には難しいかな」と思うことがたくさんあるかもしれません。
でもここは、自分の体調やできる範囲に合わせて仕事を調整してもらえる場所です。時には「休む」という選択をしても、しっかり受け止めてサポートしてくれます。
「無理だな」「怖いな」と思ったら、それをちゃんとスタッフに伝えられる環境なので、まずは安心して体験に来てみてください。低いハードルから始めて少しずつ慣れていけば、1年後にはきっと今とは違う自分に出会えていると思います!

