社会に馴染めなさを抱えていたデザイン学校卒業生がライフワークで働いた4ヶ月間①

はじめまして。デザインチームのBと申します!
2024年7月にA型事業所の利用者としてライフワークに入所し、4ヶ月ほどが経ちました。

今回からおおむね3回ほどに分けて、この4ヶ月を振りかえっていこうと思います。
内容としては、障害福祉サービスに辿り着くまで・職場紹介・お仕事紹介、の3つになります。

この記事ではまず、24歳のぼくが福祉サービスを利用するまでに辿った道筋を紹介していきますね。

このライフワークという事業所についてもそうですが、
そもそもA型事業所ってどういう施設なんだろう?どう利用すれば良いんだろう?と
気になってる方々に広く参考になれば幸いです!

障害福祉サービスを受けるまで

7年ほど前、まだ高校生だった自分はADHD・双極性障害という診断を受けました。
しかしあまり大きくは受け止めず、頼った公的な制度といえば、自立支援医療制度(医療費の自己負担額が減る制度)のみ。
通院を欠かさず処方されたお薬を飲んでいればまあ……なんとか普通にやっていけるだろうと考えていました。
しかし、その後を振り返ってみると、お世辞にも上手くいっていたとは言えませんでした!

高校卒業・大学進学・中退。
デザイン専門学校は楽しく卒業できましたが、気分の浮き沈みによる失敗や遅刻などを重ねてはいたので、
なんだか社会で働くのは難しそうだなあと臆病な自尊心を肥え太らせてしまいました。
思うような就職活動ができないまま卒業してしまい、1年間も家に引きこもったり……。

そんな折、友人から「障がい者相談支援事業所」という施設を紹介されました。

障がい者相談支援事業所

障がい者相談支援事業所というのは、福祉サービスを利用するにあたって
気軽に相談できる「最初の窓口」として札幌市が設置した施設です。市内の各地に18個設置されています。
困り事や悩みを聞いて一緒に解決を目指してくれる場所です!例え自分でよくわかってなくても!
様々な機関に繋げてくれるハブの役割も果たしているようです。

自分はまず、近隣の相談所に行って生活の状況を打ち明けました。
自身が持つデザインスキルも併せて説明し、働きたい意欲を伝えたところ、
ちょうど2024年5月にA型事業所として開所したばかりのライフワークを紹介して頂きました。
今にして思うとナイスパスにも程があります。感謝……。

その後、ライフワークに連絡して見学・3日間の体験を経て、入所しました。
その間の手続きについては連絡を受けたスタッフの方が親身に進めてくださるので、この記事では省略します。
自分から言えることは、通院先の医師の意見書が必要になったりするので、早めに、早めに連絡を……。

今回の記事は一旦ここまでです。
次回の記事ではいよいよライフワークについて紹介していきます!