社会に馴染んできたデザイン学校卒業生がライフワークで働いた半年間②

(アイキャッチ画像はイラスト制作中のぼくです)
こんにちは。デザインチームのBです。
今回は不定期連載2回目です。

ぼくがライフワークに入所するまでの経緯を書いた前回から2ヶ月が経ち、勤続半年になりました……!

今回はいよいよ本題。ライフワークの概要と職場環境を、ぼく自身の言葉そのままで紹介します。

ライフワークってどんなところ

2024年5月に開所したばかりの就労継続支援AB多機能型事業所です。
札幌すすきの駅から直結のビル最上階に位置しています。

なんとこの事業所、夜にはBARとして普通に営業が行われます。

というのも、この事業所の運営は株式会社esライフワークが行っていますが、母体となっているesエンターテインメントは飲食事業を展開している会社です。

そう、ココノススキノ真向かい、すすきの交差点に面したビル最上階のBARで仕事が行われています……。気分はめちゃめちゃ都会人……!!!

詳細な仕事内容は次回の記事に譲りますが、実際、お仕事の中にはBARのショート動画やお店のメニューデザインなどの案件もあります。

お店と事業所の距離が近い分、スタッフの方々に制作途中の状態を確認してもらいやすく、安心してお仕事できる強みもあります。

es village(村)

さらに、ライフワークと同じフロアには、es villageというコワーキングスペースがあります。

こちらは通称”村”と呼ばれているコミュニティ型コワーキングスペースで、様々な業界の方々が自分の仕事を行っています。

ライフワークでも、村の方々からお話を頂いた案件も多くあります。

ライフワークの風土

これはぼく個人の感想ですが、上記の理由から、この事業所の風土には飲食店やフリーランサーの方々の影響が色濃く現れていると思います。

ここもほかの事業所と同様に、やはり一般就労に向けたスキルを身につけるサポートが行われていますが、”一般就労”という言葉が指すところはほかの事業所と大きく異なるのだと感じます。

確かな技術とコミュニケーション力が必要とされるクライアントワーク。一般企業に就職して働こう、というよりは、クライアントワークにおいて必要なスキルを身につけていこう、という姿勢。

もちろん個々人にあった仕事を振られますし、手厚いサポートもありますが、業務は業務というか……。この場所では、責任を持って楽しく仕事を行えます。

正直に言うと、要求されるハードルはちょっと高いかもしれません。しかし、フィットする方には間違いなくフィットする環境ではないかと、いちライフワーカーは思います。

多機能型事業所

ライフワークは元々A型事業所だったのですが、2024年の11月から、B型も対象とする『多機能型施設』としてパワーアップしました。
ここに当時の告知を引用します。

B型はA型と違い雇用関係を結ぶわけではなく、仕事を通じて日常生活のリズムを作り生活の安定や自信の回復を重視します。 B型でお仕事や通勤に慣れてもらい安定してきたらそのままA型に移り、しっかりと給与を頂きながら最終的には一般就労まで目指せる場所にしていきます。

要求される能力的には、一般就労寄りのA型、A型寄りのB型。安心してステップアップできる場なのだと感じます。

公式サイトに「オモシロく、カッコ良く働こう!」と書かれていますが、そこに嘘はなく、おおむねこの言葉通りの職場だと思います。

アピールポイント

いろいろと書きましたが、もっと単純なアピールポイントが色々あるので箇条書きにしていきます。

  • 100円を払えば、横のコワーキングスペースで使われてるドリンクバーが使用できます。
    • コーヒーとか紅茶とかジュースとか飲みながら仕事しましょう
    • ドリンクバーは現金とPayPayに対応してます
  • 昼食がおいしい!
    • そう、すすきの一等地のBARの厨房で作られる、できたての絶品ご飯がいただけます……
    • ぼくは3日間の体験最終日に「いかがでしたか?」と聞かれて「ご飯が、おいしいです!!!!!」と答えました
  • 職場に人間関係があり、人々に尊厳がある!!!!!!!!!!!
    • これはなかなかすごいことだと思います
  • 仕事が終わったら15時のすすきのに解き放たれる
    • 町に出たほうが安定する人には好条件
    • ぼくは以前まで通院をしょっちゅうすっぽかしてたのですが、この職場に通うようになってからその回数が大幅に減りました。

おわりに

ライフワークとその職場環境について、ぼくから伝えたい内容は以上になります。
次回の記事では、具体的な仕事内容について紹介していきたいと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!