無理しない目標設定5つのコツ〜個別支援計画うまく活かせてますか?

「就労支援事業所に通うと目標設定が上手くなる」というと

・「目標って決めても3日坊主で終わっちゃうんだよね・・」
・「就労支援事業所に通ったくらいで変われるの?」

という疑問をお持ちではありませんか?

この記事では「 一般就労を目指したいけれど、そんな大きな目標難しいよ・・」というお悩みに、通所して11ヶ月、以前は「具合悪くて目標なんか立てても無理」と思っていた私の観点からお答えします。

具体的には

  • 目標設定に大切な5つのコツ(SMART)
  • 目標達成のために必要な3つのコツ
  • サービス管理者が個別支援計画書の作成で心がけている5つのポイント
  • ライフワークでの取り組み(ダイエット部&就職面接のグループ練習)

の順番にご紹介していきます。

3分くらいで読めますし「この記事を読めば、あなたの「将来不安」が「自分にもできそう」と劇的に改善される可能性が高いので、まずはご一読を!

目標設定の5つのコツ(SMART)

目標達成には、SMARTという法則があります。

  • Specific:具体的で分かりやすい目標(何を)
  • Measurable:数値などで測定可能な目標(どれくらい)
  • Achievable:達成可能な目標(現実的に)
  • Relevant:上位目標や組織に関連した目標(なぜ)
  • Time-bound:期限の明確な目標(いつまでに)

精神科医樺沢紫苑先生によると、私たちの目標達成が失敗に終わる大きな理由は、目標が高すぎることだそう。
Achievable「 達成可能な目標」かどうかが大事です。

よく学校では大きな目標を立てようと言いますが、大きすぎる目標は挫折の元。
スモールステップで。
大きな目標は小さく刻んでいきましょう。

またTime-bound「いつまでに」という期限がタイトすぎないかどうかの見直しも必要です。

Relevant「なぜ」も大事です
あなたの目標は、本当にあなたが望んでいることですか?
私たちは親はパートナー周囲の人の期待に応えようとして、目標を設定してしまうことがあります。
例えば、資格試験などに挑戦しようとするとき、自分の将来とはあまり関係ないけれど持っていると安心という理由から、資格取得を目指してしまうことがあります。
なぜ目標を達成したいのかを見直す事も大切です。

目標達成のために必要な3つのコツ

5つの法則以外にも目標達成のために気をつけたいことが三つあります。

・「結果」ではなく「行動」を目標にする(行動目標)

「5kg痩せる」という結果を目標にするのではなく「毎日30分ウォーキングをする」という具体的なアクションを目標にするのがコツ。
結果はコントロールできないけれど、自分の行動はコントロールできる。
自分との約束を守れたという感覚が、自己肯定感につながります。

・「書く」ことで脳を味方につける(アウトプットの力)

目標は頭の中で考えているだけじゃなく、紙に書いたりブログに書いたりすることで、脳の「RAS(毛様体賦活系)」という脳のフィルターが刺激されます。
樺沢先生によると「新年の目標を立ててもほとんどの人が達成できないのは、その目標自体を忘れてしまうから」だそうです。
忘れないように目標を見えるところに貼ったり、人に宣言したりするのもいい方法です。

・「ご褒美」をあらかじめ決めておく(ドーパミンを味方に)

目標を達成したときや、スモールステップをクリアしたときのご褒美を設定するのも大事。
例えば、通所のご褒美に月末にデパ地下で好きなおやつを買うなど、小さくていいからワクワクする報酬を用意すると、脳からドーパミンが出てモチベーションが持続しやすくなります。

サビ管が個別支援計画書の作成で心がけている5つのポイント

今回は、サビ管のひかるさんが、個別支援計画を作るときに「どんなことを大切にしているのか」をインタビューしました。

1. 「事業所」は夢を叶えるための通過点!

サビ菅のひかるさんが一番大切にしているのは、「本人が本当にやりたいこと」に目標が沿っているかどうか。
就労継続支援事業所は、定年までずっと働き続ける場所ではなく、次のステップに進むための「一時的な場所」だと考えています。

「一人暮らしがしたい」
「推し活をもっと楽しみたい!」
「結婚したい」
など、仕事以外の人生の目標でOK!
その夢を実現するために、事業所でどう過ごすかを一緒に紐づけていきます。

2. 逆算して「今やるべきこと」を見つける

大きな夢が決まったら、次はそれを「小さなステップ(スモールステップ)」に分けていきます。
例えば「一人暮らしをしたい」なら……
収入を上げる必要がある → 勤務時間を伸ばしてみよう → 就職を目指そう → 履歴書の書き方を練習しよう!
このように細かく区切っていくと「今、この段階でやるべきこと」がはっきりと見えてくるんです。

3. 期限は「1〜3ヶ月」で現実的に

目標は、遠すぎるとどうしても忘れてしまいますよね。
そのため、意識を保ちやすい「1ヶ月(短期)」から「最長3ヶ月(長期)」で期限を設定しています。
ただ形だけの目標を作るのではなく、「この期間なら本当に達成できそう!」と思える現実的なラインを、一緒に話し合いながら決めていきます。

4. 目標は短く、シンプルに!

ライフワークの通所前、以前の事業所で3行にもなるような長い目標を立てて「結局何をすればいいんだっけ?」となってしまっている方もいました。
目標は「週4日通所する!」のように、シンプルでパッと見てわかりやすい言葉にするよう心掛けています。覚えやすいのが一番です!

5. 目標を忘れない「仕組み」を一緒に作ろう

せっかく作った個別支援計画、ファイルにしまったまま忘れていませんか?(笑)
ひかるさんは「どうすればみんなが目標を忘れずに、振り返りができるか?」を考えています。
例えば、作業の合間に5分だけ振り返りの時間を作ってみるなど、習慣化できる仕組みを模索中です。

ちなみに私(利用者E)は毎日、日記をつけるついでに1週間ごと、1か月ごとに日記で目標を立て、振り返りの作業を習慣化しています。

皆さんは、目標を忘れないためにどんな工夫をしていますか?

仲間と支え合う「ピアサポート」の力

仲間がいるから「120%」の力が出ます。
一人では挫けそうな目標も、ここ「ライフワーク」には共に歩む仲間がいます。

「ダイエット部」や「面接の練習会」の活動 

お昼休みや業務終了後の時間を使って有志で集まっています。
一人だと「今日はいいかな……」と甘えてしまいそうな時も、仲間の頑張る姿を見ると「自分もやってみよう!」と自然にやる気が湧いてきます。

ポジティブなフィードバックの魔法 

ダイエット部のランチ会や面接の練習会では、仲間から前向きな感想をもらえます。
「頑張っているのは自分一人じゃない」と思えるだけで、次の一歩を踏み出す勇気がもらえるんです。
これは心理学的にも「公開宣言効果」や「ピアサポート」として、目標達成に非常に有効だと言われています。

・「ダメだった……」で終わらせない場所

目標を立てても、体調や状況で達成できない日は必ずあります。
大切なのは、自分を責めるのではなく「今の自分に合わせて目標を調整すること」

とはいえ、一人だとどうしても落ち込んでしまいますよね。
そんな時、ライフワークの仲間はこう言ってくれます。
「そういうこともあるよ。また明日から、一緒に頑張っていこう!」

この温かい励ましがあったからこそ、私もお休みしてしまった時期を乗り越え、今では「週5日の通所」という目標を叶えることができました。
一人で頑張るよりも、仲間と支え合うことで、目標達成はずっと身近なものになります。

まとめ

目標は、自分を縛る鎖ではなく、なりたい自分へ導いてくれる「地図」のようなものです。
ライフワークの仲間と一緒に、あなたらしい一歩を踏み出してみませんか?
あなたは今、夢や目標がありますか?病気や障害を抱える中で、見失った目標はありませんか?

例えば、
経済的に自立して一人暮らししたい
推しのコンサートに行きたい
自分の車で旅行に行きたい

あなたにもきっと夢があるはず。
その夢、ライフワークの仲間と一緒に叶えましょう。