こんにちは、お疲れ様です
ライフワーカー(利用者)のMです。
長文になりますが、お付き合いいただけると嬉しいです。
■ライフワーク卒業にあたって
この度、ライフワークを卒業する運びとなりましたので、感謝の気持ちを込めてブログを書かせていただいております。
思い返せばあっという間の1年間でした。2024年6月に入社し、約1年間働かせていただく中で、濃密で貴重な経験を積むことができ、大きく成長させていただきました。
2025年6月にご縁があり、ありがたいことに一般就労の内定をいただきA型事業所を退職することとなりました。
これまでお仕事をご依頼くださった皆様、ライフワークでご一緒した皆様、関係者の皆様、本当にお世話になりました。心より感謝申し上げます。
皆様と一緒にお仕事をさせていただいて、本当に楽しかったです。
■積み重ねた経験と自信を糧に次のステージへ
これまでにアルバイトやA型事業所などで、23社ほどの勤務経験があります。
つまり、23回退職も経験してきたわけで、正直これから「1日8時間・週5日」働きながら体調管理をしていけるかどうか、不安もあります。
でも、転職のたびに、「次の会社では一生懸命頑張って働こう」と決意を固めてきました。
そして今回、これまでと違うのは「自信」が芽生えてきていること。
「もしかしたら、少し大丈夫かも」と思えるようになってきたのです。
その理由はいくつもあります──
- ライフワークでのお仕事を通して、職員さんからのご指導を受け、仕事感覚・職業観・人生観がハッキリしてきたこと
- 日頃から職員さんに見守っていただき、適切なアドバイスをいただけたこと
- ずっとやりたかったIT系のお仕事に取り組ませていただき、モヤモヤしていた気持ちが晴れ、自分の中で納得感が得られたこと
- ITに詳しいライフワーカーさんと、楽しくアプリ開発のお仕事ができたこと
- 毎日無理のない量の、でもしっかりとしたお仕事をいただき、充実した日々の中でメンタルが回復していったこと
- 健康的な食事をいただき、身体だけでなく心も元気になったこと
- 優しく尊敬できる方々が多く、一緒に働けたこと
- 同僚のライフワーカー仲間が、笑顔で接してくれたり、気さくに話しかけてくれたりしたこと
- 障がい者の仲間と毎日顔を合わせることで、「頑張っているのは自分だけじゃない」と励まされたこと
- 「どの職場にもいる」と言われがちな、いわゆる「苦手な人」がほとんどおらず、毎日通所するのが楽しかったこと
- 海外のことわざ「魚を与えれば一日食べさせられるが、釣り方を教えれば一生食べさせられる」のように、職員さんから“仕事の方法論”や“人生観”を教えていただいたこと
- 押しつけではなく、自分自身の内面と向き合いながら、本当の自分を発見するプロセスを通じて、考え方が定着したこと
- 苦手だったSNSを克服できたこと
- 「モリモリさん体操」という健康プログラムに参加し、身体を動かすきっかけができ、最近はジムにも通い始めたこと
■「元気付けられる言葉」のメモ
私は“メモ魔”でして、スマホにはいつも「元気付けられる言葉」というタイトルで、自分を勇気づけてくれる言葉をメモしています。
ふとした時に見返すことで、心が軽くなったり、自信を取り戻したりできるので、生きづらさを抱えている方にはオススメです。
人に見せるものではないので恥ずかしくないし、紙と違ってかさ張らない。気が重くなったら、デジタルなので簡単に消せる。
なにより、「大事な人に言葉を届ける」ためにも活用できます。
私が個人的に好きな言葉は──
『よく笑う人は、よく泣いた人』
『幸せだから笑うのではない。笑っているから幸せなのだ。』(アラン『幸福論』より)
この言葉に励まされてからは、「1日1回はオモロイことを言って、誰かを笑わせよう」「ありがとうの気持ちを言葉にして伝えよう」と意識するようになりました。
昔は「何か大きなことを成し遂げたい」と思っていた時期もありましたが、今は「身近な人をほんの少しでも幸せにできたら」と思っています。それは仕事にも通じる目標です。
「この人が職場にいると、毎日が楽しいな」と思ってもらえるような人を目指しています。
そして、自分のことすらよくわかっていなかった私が、ライフワークでの出会いを通じて、「自分」という存在を少しずつ解るようになりました。
それを教えてくださったライフワークの皆さんに、心から感謝しています。本当にありがとうございました。
■転職活動で取り組んだこと
転職活動にあたっては、以下のことに取り組みました:
◆職員さんのすすめで、自己分析(ストレングスファインダー、自己理解講習、本、YouTube、面談)を行ったこと
◆総合人材サービスに登録し、エージェントの方に紹介していただいたことで、スムーズに転職活動が進んだこと
◆「自分が本当にやりたいこと」をじっくり考えたこと
- 日本や北海道の発展に貢献したい
- 「人を笑顔にする仕事って素晴らしい」と思うようになった
- 人に優しくすることも大事だが、お金も大事。経済学・行動経済学的には、この2つはトレードオフとは限らないことを学んだ
(やりたいことはまだまだたくさんあります)
■ライフワークの経験の中で特に役立ったこと
ライフワークで経験させていただいた──
キッチン/アプリ制作/ホームページ制作/ブログ作成/メルマガ作成/GoogleMap投稿/サイト分析(インサイト & アナリティクス)など──これらがすぐに新しい職場で役立つかどうかはわかりません。
しかし、それらの経験を通して得た「仕事の心構え」「体調管理の方法」「仕事論」「障がい福祉への理解」、そして「必要な情報を自分で調べ、活かす力」は、これからも活かせる大事な財産だと感じています。
また、YouTube・TikTok・X・SNS・本・ネット検索・AIなどの情報源についても、活用方法を教えていただき、苦手意識を克服できたことは、転職活動でも非常に役立ちました。今後も大事に使っていきたいと思います。
■感謝の気持ちとこれから
つい、たくさんの思いを綴ってしまいました。
私はまだ、何か立派なことを成し遂げたわけではありませんし、ライフワークに有用なものを残せたかどうかも、正直わかりません。
それでも、ここでの経験に心から感謝しています。
これからもライフワークがますます発展し、皆様が健康で幸せに過ごされることを、心より願っております。
またいつか、どこかでお会いできる日が来たら嬉しいです。
本当にお疲れ様でした。
そして、最後まで読んでくださってありがとうございました。
── Mより