【スタッフ紹介】20代の彼がB型の利用者からスタッフまで駆け上がった軌跡

就労継続支援B型の利用者からスタートし、A型を経て、現在はスタッフとして活躍する宮口さん。
20代の彼がなぜ「ライフワーク」を選び、どのようにして自分を変えていったのか。その等身大のストーリーを伺いました。

「福祉っぽくない」雰囲気が一歩踏み出す決め手になった

利用者E

最初にライフワークを知った時、どんな印象を持ちましたか?

宮口さん

正直、それまで持っていた福祉施設のイメージとは全然違いました。
昔のニュース映像などで見るような暗くて閉鎖的な場所だったらどうしようという不安があったんです。

でも、ライフワークのホームページを見たり、実際にライフワークに足を運んでみて驚きました。
福祉施設というとビルの一室の狭い空間というイメージがあったんです。
でもライフワークは広々としていておしゃれ。

何より、自分と同世代の20代・30代が多くて、雰囲気がとても明るかった。
「ここなら自分も馴染めるかもしれない」と直感し通所を決めました。

「バイトに近い緊張感」が成長を後押ししてくれた

利用者E

ライフワークのキッチンは本格的ですが、あえて「訓練」より「仕事(バイト)」に近い環境を選んだのはなぜですか?

宮口さん

自分の性格的に、あまりにのんびりしすぎている環境は合わないなと感じていたんです。
将来的に一般就労へステップアップすることを考えると、程よい忙しさや緊張感がある方が、自分を律することができると思いました。

実際に現場に立ってみて、どう感じましたか?

宮口さん

毎日メニューが変わるので、飽きることがありません。
「シカゴピザ」や「ポテト」など、新しいメニューを任せてもらえるのは純粋に嬉しいです。
何より「宮口くん、これいいね!」と褒めてもらえることが自信に繋がっています。
帰りの会での「褒め合い」も、普段は言えない感謝やポジティブな面を改めて言葉にしてもらえるので、自己肯定感がすごく上がりますね。

周囲の後押しで決意した、A型・スタッフへの昇格

利用者E

B型からA型へ、そしてスタッフへとトントン拍子に進まれましたね。

宮口さん

自分では最初、スタッフになるなんて全く想像していませんでした。
でも周りから「宮口くんはBより絶対Aで行ったほうがいいよ」と背中を押してもらえたことが自信になりました。

また身近に目標となる先輩スタッフ(林さんや今野さん)がいたことも大きいです。
「この人たちのようになりたい」という憧れがあったからこそ、自然と「自分ももっと頑張ろう」という気持ちになれました。

1年前の「無気力な自分」からの脱却

利用者E

1年前と今の自分を比べて、変化を感じる部分はありますか?

宮口さん

1年前は本当に無気力で、何に対してもマイナス思考でした。
「これからどう生きていけばいいんだろう」と暗い気持ちで過ごしていたんです。
でも、ここで毎日コツコツと積み重ね、みんなに認めてもらううちに心に余裕ができてきました。
今ではかなりプラス思考になれたと感じています。
プラス思考になれたのは、スタッフの林さんの影響がすごく大きいですね。

利用者E

スタッフとして、今後はどのような意識でワーカーさん(利用者さん)に接したいですか?

宮口さん

自分が利用者だった時、スタッフの皆さんは悩んでいる時に勇気を出して相談すれば、最後まで親身に聞いて解決へと導いてくれました。
福祉のプロでありながら、堅苦しすぎないプロフェッショナルな接し方に救われたんです。
今度は自分が、ワーカーさん(利用者さん)の声にしっかり耳を傾け、寄り添える存在になりたいです。

新しい自分になりたい同世代へのメッセージ

利用者E

「福祉施設に行くのは勇気がいる」と悩んでいる人へ、一言お願いします。

宮口さん

福祉施設に対して「なんとなく微妙だな」と感じている人もいるかもしれません。
でもライフワークは、想像しているよりもずっと先へ進むための背中を押してくれる場所です。

普通のバイトだと、人間関係や相談のしにくさで続かないこともあると思います。
でもライフワークは働く時間は短くても、一人ひとりにちゃんと寄り添ってくれる。
バイトよりもずっと、「人」を大切にしてくれる場所です。

利用者E

最後に、これからの意気込みを!

宮口さん

スタッフとして、もっともっと頑張ります!

利用者Eの宮口さんとの思い出

約一年前、最初会った時、宮口さんは寡黙でびっくりしました。
仕事終わりに無言で手を差し出すので「何かな?」と思ったら、なんとエプロンを代わりに片付けてくれようとしたことが判明。
無口だけど気遣いのできる人なんだなと思った記憶があります。
寡黙だった宮口さんも、今やスタッフとしてキッチンの采配を振るうスタッフに。
1年で人はここまで変われるんだと驚いています。